魔女の宅急便キキ両親の秘密は?お母さんも魔女?
『魔女の宅急便』は13歳の魔女キキが知らない街で修行しながら成長していくキキの成長物語です。
魔女の娘は13歳になると両親のもとを離れ、見知らぬ街で1年間の修行をしなければならないという掟があります。
キキも掟に従い、両親と住んでいた故郷を離れる決心をします。
今までキキを育ててくれた両親はどんな人なのでしょうか?
作品の中でも、あまり細かな描写がないのでわからないことが多いですね。
両親が出会った経緯になにか秘密があるのかもしれません。
そこで今回の記事では『魔女の宅急便』に登場する主人公キキの両親について調査したいと思います。
両親には何か秘密があるのか、お母さんとお父さんは魔女とどのように関係があるのかご紹介しようと思います。
Contents
魔女の宅急便キキ両親の秘密は?
昨日久しぶりに魔女の宅急便を観ましたが、一人暮らしや働く前はなんとも思ってなかったシーンが共感出来るようになって冒頭から涙が出ました。キキが旅立った後の両親の表情を見て、18歳の頃専門学校へ通うために実家を出て一人暮らしを始めたとき母に「さみしいな」と言われたことを思い出しました🥲 pic.twitter.com/0NvuWFF0nC
— りお (@harukaze_rio) April 30, 2022
父は人間のオキノ(40歳)は民俗学者、母は魔女のコキリ(37歳)です。
民俗学はそれぞれの国の風俗や習慣、伝説、民話や生活道具など古くから人間の営みの中で伝承されてきたものを明らかにし、現代の生活文化との違いを伝える学問です。
その中でオキノは魔女や妖精の研究をしていました。
魔術と薬草を調合して町の人たちに薬を作ることを仕事にしているコキリと出会い、ふたりは結ばれ一人娘のキキが生まれました。
人間の男性と結婚してキキという娘を授かり、現代の魔女の幸せな人生のように見えるコキリですが、本来受け継ぐべき魔女の伝統を忘れてしまった、そんな一面もあるようです。
キキに秘密にしていること
- 魔女の伝統的な秘薬の作り方を守っていない
- コキリの作った秘薬はあまり効果がない
- 秘薬の作り方を覚えているのは2つだけ
- キキに教えた魔法は1つだけ(他は忘れてしまったので教えられない)
古い方法を使わず合理的に秘薬作りをしている今どきの魔女のように見えますが、実は面倒なことが嫌いなコキリ。
伝統的な魔女の技術は面倒な時間がかかる方法が多いようです。
そのため、伝統を受け継いだ魔女として秘薬作りをしていたはずですが、その方法を次の世代のキキにバトンタッチすることができないようです。
この説明をキキにしていないことが最大の秘密になるのではないでしょうか。
キキが魔女として伝統を受け継ぐことを心に決めたのであれば、これからキキは大変な努力をしなければならないでしょう。
キキの両親についてSNSでの反応は?
おはよっす〜٩( ᐛ )و
そんなに形にこだわらないの。
大切なのは心よ。
(魔女の宅急便:コキリ) pic.twitter.com/RGgU8xODJs— やまぽん (@yamapon1144) August 20, 2023
RP 1枚目で既に声が出た…コキリがドーラ婆さんの為にリウマチの薬を作ったり(失敗したり)、2人が穏やかに話すシーンが魔女の宅急便で一番好きと言っても過言ではないのよ… pic.twitter.com/iTQOVUmYwk
— 𝙈𝙄𝙞𝙞𝙞𝙎𝘼𝙉 🐑 (@adamas_mm) February 29, 2024
アシスタントの巣立ちにつき、また魔女の宅急便のオキノさんを。いつもお知らせメールを仕込んでいる時は「明日旅立つことになりました…」という電話を各所へしている気持ち。
連絡が済んだけど本当の巣立ちはまだ先なので、今はベッドに座ってまだ目の前にいるキキを見ながら「頑張れよ」の気持ち。 pic.twitter.com/xbHiYoBw5p— Erica Teramoto (@Erica4306) June 2, 2023
魔女の宅急便は、冒頭のオキノさんがキキの黒ワンピース姿を見せてもらうシーンで号泣してしまうようになったので子供と一緒に観れません。
キキを抱え上げて「大きくなったなあ」はダメよ泣くよ今思い出しても泣くよ— カド子 (@70naofg) March 21, 2024
魔女の宅急便お母さんも魔女?
魔女の宅急便のキキの母は
魔女なのにビーカーや試験管などを使う 父親は「辛かったら帰っておいで」と甘ったれなキキを育てた
ダメ親を描いたつもりだったが
伝わりにくく むしろ優しいいい親と思われたので
千と千尋ではあからさまなダメ親子となった pic.twitter.com/WI9cwc8gYS— キング (@AYAKA_KAMIJOU) June 10, 2022
『魔女の宅急便』の作品の中では名前を呼ばれる事もありませんが、自宅前に「魔女にご用の方は ベルを鳴らしてください コキリ」と書かれた案内があります。
ここからキキの母親は魔女であり、名前はコキリとわかります。
コキリは古い血筋の正統派の魔女で、キキと同じように13歳で今住んでいる街にやってきました。
正統派の伝統を持った魔女だったので、先祖代々受け継いだ大釜コルドロンも自宅にあります。
本来はこのコルドロンを使って秘薬作りをしなければ、秘薬の効果は最大限に出すことは難しいと言われています。
コルドロンを使った伝統的な秘薬作りはとても手間のかかる大変な作業で、コキリはこれをフラスコやビーカーを使って科学的に再現しようとしています。
そのため、コキリの作った秘薬は効果がある人とない人と差が出てしまい、本来の秘薬の力を発揮することができていません。
コキリは伝統的な魔女の系統としては伝統を守りきれておらず、魔女としては堕落した生き方を送っていると言われています。
本来コキリは魔女として優れた力をもっいたはずですが、今は「空を飛ぶ魔法」と「薬草から薬を作る魔法」しか使えない魔女になってしまいました。
他は忘れてしまったようです。
キキの魔女教育はできたのか?
キキが旅経つ時に「結局あの子は空を飛ぶことしか覚えられなかった」と言うシーンがあります。
13歳までに「空を飛ぶ魔法」しか伝えられなかったということになります。
コキリが使える「薬草から薬を作る魔法」は教えられなかったということですね。
キキの両親はおおらかでとても優しい両親ですが、13歳の旅立ちまでに教えなければならない魔法を教えられず、キキを厳しく育てられなかったということでしょうか。
これからキキは両親から離れて一人暮らしが始まります。
一から苦労を重ねて成長していかなければなりません。
まとめ
「魔女の宅急便」見たで。
出来ていた事が出来なくなる日が来たとしても。
キキの両親のキキに対する愛情が伝わる冒頭5分間で心を掴まれた。大人になる事=大切な何かを失う事と示す様にキキがジジと話せなくなる展開は辛いがそれは彼女が自分の力と世界を広げた証にもなる。切なくも暖かい人生賛歌だ。 pic.twitter.com/s6hY01Rifh— タクマ 映画垢🎬 (@taisadon) March 26, 2023
『魔女の宅急便』キキの両親について解説してみました。
人間の父と魔女の母の両親のもとで愛情いっぱいうけて育ったキキですが、両親から聞いていない秘密があったようですね。
これからのキキの成長に関わるかもしれませんが、キキの努力次第で克服できることだと思います。
優しいお母さんは先輩魔女として、これからはキキの良きアドバイザーになってくれるでしょう。
もしかしたらキキの方がたくさんの魔法を使える魔女になるかもしれませんね!
今回は『魔女の宅急便』キキの両親には何か秘密があるのか、お母さんとお父さんは魔女とどのように関係があるのかご紹介しました。
『魔女の宅急便』は見る視点によって色々な見方ができるすばらしい作品です。
何度見ても感動する作品なので、観る際の参考にしてみて下さい。
関連記事