魔女の宅急便ウルスラは原作にいる?正体やその後を調査!
幅広いファンに愛されている『魔女の宅急便』は1989年に公開された宮崎駿監督の名作です。
主人公のキキがひとり暮らしをしながら一人前の魔女に成長していく成長物語です。
その物語の中で重要な役割をしている絵描きの少女「ウルスラ」。
原作にも登場している少女です。
キキが悩んだり迷ったりした時に支えてくれたウルスラはその正体もあまり明らかになっていません。
物語がすすむにつれてキキの成長だけでなくウルスラのその後も気になります。
そこで今回は絵描き少女ウルスラの紹介をしていこうと思います。
『魔女の宅急便』原作ではどのように描かれているのか、ウルスラの正体は何者なのか、物語で登場したその後はどうなったのか、ウルスラについて解説していきますね。
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魔女の宅急便ウルスラは原作にいる?
7/16 #虹の日
アニメ「魔女の宅急便」に登場するウルスラの絵のモデルは“虹の上をとぶ船”という養護学級の生徒の版画。素朴で幻想的✨ pic.twitter.com/3TyCi2YHk5— SandA@粗忽長屋 (@suzu1arbre) July 16, 2023
『魔女の宅急便』の原作は作家の角野栄子さんが執筆した同名の児童絵本です。
ウルスラの名前の由来は映画、原作ともども公式には設定されていません。
映画ではウルスラは絵描きの少女としてキキと森の中で出会います。
原作においても同じように絵描きの少女として描かれていますが、「ウルスラ」という名前はなく「絵描きさん」と表記されているだけです。
原作ではどんなエピソードで登場する?
絵描きさんがキキとジジの絵を書き、その絵を展覧会の会場に運んでもらえるようにキキに依頼するというシーンで登場します。
キキは大きなキャンバスを運ぶためにキャンバスにカラフルな風船をつけて浮かせて運ぶことにしました。
この方法で運んだキャンバスは街の人々の目に留まり、大きな宣伝効果を生みました。
絵描きさんの絵もキキの宅急便も大きな注目が集まったのです。
魔女のキキは有名になって宅急便の注文もぐっと増えました。
原作だと絵描きさんはこのエピソードでしか登場しません。
キキが出会うたくさんのお客さんのひとり、という位置づけでした。
そして、ウルスラの役目は原作と映画でかなり異なります。
映画だと主人公キキがピンチの時、励ましたり相談にのったりする優しいお姉さんとして重要な役割を持っていました。
しかし原作だと登場するシーンは似ていますが、キャンバスを運ぶシーン1度きりの登場でその後キキと親しくしている描写はありません。
原作よりも映画の方が出演回数が多い、珍しいキャラクターなのです。
魔女の宅急便ウルスラの正体は?
🐈⬛🐰.o(子どもの頃から、魔女の宅急便に出てくる絵描きのウルスラに憧れていて、今ふと気付けばそういう方向性になりつつある。まだ良い小屋物件に巡り会えていないが、いつかそのうち。三つ子の魂百まで…) pic.twitter.com/YGQtVXHV83
— Lea (@cdrtrkukka) December 6, 2023
公式設定では『ウルスラ』とされていますが、作品の中で名前を呼ばれることも自己紹介をするシーンもありません。
キキと出会ったのは森の中です。
キキは宅配便の仕事途中にキキはうっかり荷物を落としてしまいました。
落とした荷物は黒猫のぬいぐるみ。
落とした時に壊れてしまったぬいぐるみを直してくれたのがウルスラでした。
この出来事をきっかけにふたりは友達になりました。
ウルスラは森の小屋にカラスと一緒に住んでいて、この小屋には集中して絵を描くために住んでいると説明しています。
夏の間だけ森の小屋にいると話していたので、本当の住まいは別にあるということになります。
年齢は18歳でキキより5歳年上のお姉さんです。
ボーイッシュな見た目から作品の中では男の子に間違えられてしまうシーンもあります。
おおらかで豪快、頼れる姉御といった雰囲気をもつウルスラですが、キキの気持ちに寄り添っていつでも助けてくれる存在です。
キキの使う魔法が使えなくなって飛べなくなった時、落ち込むキキにウルスラが絵が描けなくなった時のことを話して励ましてくれました。
泊まりがけで色々なことを話すうちに、落ち込んでいたキキは少し元気を取り戻すのでした。
魔女の宅急便ウルスラSNSでも話題!
スタジオジブリの宮崎駿監督作、『魔女の宅急便』。観たことがある方ならばきっとこの絵を観たら、ああとなる。森の中の小屋をアトリエとする画家、ウルスラの描いた一枚の巨きな絵。あの絵のモデルとなる絵がこの本のなかに載っています。
『虹の上をとぶ船』 pic.twitter.com/W0YcB3cQI0
— 庭文庫|泊まれる(古)本屋 (@niwabunko) July 29, 2023
行き詰まったときややる気が出ないときはだいたい魔女の宅急便のウルスラ的解決法が役に立つ。なんにもしない。足掻くのを辞める。とにかくなんにもしない。そしたら一定期間経つとふとやりたくなる。1ヶ月自炊辞めてたけどそろそろちょっとだけやりたくなってきたな。 pic.twitter.com/T5voASEl95
— いちこ (@ichiko_career) February 11, 2024
最近お話がまとまらず書き上げられてなくてすいません。言い訳になるかもだけど、あたくし魔女の宅急便のウルスラの言葉がすごく好きでして。ぽこりぽこりと浮かぶネタをちゃんと採っておくと…急に書きたくなるのです。楽しみにしてくださってた方々には申し訳ない。気長にお待ち頂けると幸いです。 pic.twitter.com/Ndxy9xE0ic
— 誠一@そばやのあるじ (@sei1_so_bounty) September 2, 2023
魔女の宅急便でウルスラが食べてたのを小さい時に見てからチョココーティングされたバウムクーヘンが大好きだけど、よく考えたらでけえチョコラスクじゃないのあれ?って今日思いました。チョコバウムうまいです。 pic.twitter.com/Sh8Ksmjwyx
— &@0331 椎名林檎 at vijon (@l7ans) January 23, 2024
魔女の宅急便ウルスラのその後は?
#一人二役以上おすすめ映画
ジブリ版「魔女の宅急便」のキキ(声:高山みなみ)とウルスラ(声:高山みなみ)
後半、ウルスラの小屋に泊まりに行くところが印象的です。 pic.twitter.com/MzZV31vr5X— 雷バック★© (@Citrus2hassaku7) July 17, 2023
『魔女の宅急便』はジブリ作品で描かれている映画と原作小説があり、それぞれウルスラの描かれ方が異なっています。
映画では森の中に住んでいる絵描き少女としてキキと出会い、その後悩みを聞いて励ましてあげたり一緒に買い物に行ったり、キキのそばで支える場面がいくつも描かれています。
一方原作小説ではウルスラが描いた絵を展覧会会場まで届ける仕事をお願いしたお客として描かれています。
この時の展覧会に出した絵、キキとジジをモデルにした絵なのですが、この絵が見事入賞します。
その後のウルスラは、夢であった画家として歩んでいくのでしょう。
まとめ
ジブリで思い出したけどさー、
魔女の宅急便の
ウルスラ(絵描きの女の子)
が出てくるシーンが本当にすき。
個人的にウルスラが一番あの作品で好きすぎて。キキと同じ声優の高山みなみがやってるのもすきな理由やね!
紅の豚の次に好き! pic.twitter.com/PoMWLvwpEA
— chucky♡@睡眠不足 (@chucky25w) July 8, 2023
『魔女の宅急便』に登場する絵描きの少女ウルスラはキキにとってピンチを助けてくれる重要な存在です。
そんなウルスラなので気になる人も多いでしょう。
原作では名前も出てこないし、映画とは描かれ方が違うなんて驚きです。
謎が多いウルスラですが、正体は絵を描くことが大好きで好きなことにまっすぐ突き進む強い意志をもった少女です。
そして、キキがピンチの時にはキキを元気づけてくれる頼りになる姉御肌の少女です。
物語のその後では、ウルスラは意思を貫いて画家になる道を選ぶと思われます。
その歩み方がきっとキキにも大きな影響を与えているに違いありません。
今回は、『魔女の宅急便』原作ではどのように描かれているのか、ウルスラの正体は何者なのか、物語で登場したその後はどうなったのか、ウルスラについて解説しました。
ぜひ、ウルスラに注目して『魔女の宅急便』を見返してみて下さい!