2025年10月から放送中のTBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』。
競馬を舞台にしたヒューマンドラマとして注目を集めていますが、中でも“調教師・広中博(ひろなかひろし)”のキャラクターが話題になっています。
「現実にもこんな調教師いそう!」「広中厩舎、モデルあるんじゃない?」
SNSでもこんな声が多く、ファンの間では“実在モデル”の存在が気になるところです。
そこで今回は、広中博という人物像やモデルの有無、そして広中厩舎の特徴をわかりやすくまとめます!
【ザ・ロイヤルファミリー】広中博はどんな人?
広中博は、安藤政信さんが演じる“美浦トレーニングセンター所属の調教師”。
TBS公式サイトによると、もともと海外で調教理論を学び、若くして調教師になったという経歴を持ちます。
世界で通用する幅広い知識を得るため海外留学で調教技術を学び、若くして調教師となった。馬を中心にしたチームの全員が対等であるべきという信念のもと「先生」と呼ばれることを極端に嫌うが、馬の体調やその時の状況を的確に判断し、馬にとって最良の選択肢を考えることが出来る優秀な調教師である。
引用:TBS公式サイトより
この「上下関係よりも信頼関係」という考え方が、広中厩舎全体に浸透しているのが特徴です。
第2話では、馬主・山王耕造が所有する馬「ロイヤルイザーニャ」を芝2000メートル戦に出走させ、見事勝利を収めるという大胆な戦略を見せました!
これまでダート戦中心だった馬を芝へ転向させるという“異例の采配”に、視聴者からは
まさか勝つとは!
泣けた
といった声が上がっています。
広中は物静かでストイックながら、馬を「戦略ではなく生き物」として見ています。
そんな“熱くも静かな職人”の広中博に注目が集まっています。
調教師・広中博はモデルは実在する?
さて、気になるのが「この広中博って、実在する調教師がモデルなの?」というところですよね。
結論から言うと、はっきりしたモデルは公表されていません。
TBSの公式サイトや制作発表を見ても、「誰を参考にした」といった記載は一切ありません。
つまり、脚本上の完全なオリジナルキャラクターと考えるのが妥当ではないでしょうか。
ただ、SNSでは「モデルがいそう!」と話題になっているのも事実です。
視聴者のあいだでは
若くして厩舎を立ち上げたところが田中博康調教師っぽい
馬第一主義の考え方が藤沢和雄調教師の哲学に似てる
といった“推測”も出ています。
あくまでファンの想像にすぎませんが、それだけリアルに描かれているということですね。
実家が牧場、馬優先主義、個性的な競走馬管理…広中博調教師のモデルはやっばり藤沢和雄元調教師なんだろうな。#ロイヤルファミリー https://t.co/6u02el4aW5 pic.twitter.com/EuegWOn7ZQ
— さいごうポン太 (@saigoh_ponta) October 26, 2025
これらはあくまで視聴者の推測で、公式や制作側が「モデルがいる」と発表しているわけではありません。
ただ、ドラマで描かれる調教の考え方やレースの展開が、実際の競馬界のリアリティにすごく近いようです。
そのため、特定の誰か1人をモデルにしたというよりは、いろんな実在の調教師や現場の雰囲気を参考にして作られたキャラクターではないでしょうか。
「誰かをモデルに真似た人物」ではなくて、「現実の競馬界のリアルさを再現したキャラクター」という見方が一番しっくりきますね。
【ザ・ロイヤルファミリー】広中厩舎はどんな特徴がある?
広中厩舎の日常🌿
— ザ・ロイヤルファミリー ♛ TBS10月期日曜劇場【公式】 (@royalfamily_tbs) October 26, 2025
日々コミュニケーションをとって
見守っていきます🐴#ロイヤルファミリー#安藤政信#長内映里香
🔗𝐓𝐯𝐞𝐫https://t.co/WwNNUjeZhj
🔗𝐔-𝐍𝐄𝐗𝐓https://t.co/VXQO4o2UmT
🐎第𝟑話𝟏𝟎月𝟐𝟔日放送🌿
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』 pic.twitter.com/uiHesenI3U
広中博が率いる「広中厩舎」は、馬と人との信頼関係を何より大切にする“チーム型の厩舎”です。
調教師だけが目立つわけではなく、厩務員や助手、さらには馬主までが「馬のために動く」という共通の想いでつながっています。
広中厩舎のお馬さんたちは幸せだね🏇
— モモ (@sakkusaku_neko) October 27, 2025
それぞれの性格や特性を把握して、大切に育ててもらってる🏇
働いてる人たちも、オーナーのことを良く思わずとも「広中さんが引き受けると決めたこと。自分たちは馬のために働く。」という信念があるところ。
プロだなぁ✨#ロイヤルファミリー 2話
広中博は、“ワンマン調教師”とは正反対のタイプです。
どちらかというと、広中はリーダーというより「まとめ役」や「調整役」に近い存在です。
また、広中厩舎は“データよりも馬を観る”ことを大切にしています。
芝がいいのかダートがいいのか、距離はどこが合うのか。
そういった判断を数字や過去成績だけでなく、 「馬の目つき」や「呼吸のリズム」、「調教での走り方」といった細かい感覚から見極めていきます。
実際、イザーニャの芝転向も「この子ならいける」という広中の勘と観察力が根拠でした。
🐎第𝟑話𝟏𝟎月𝟐𝟔日放送🌿
— ザ・ロイヤルファミリー ♛ TBS10月期日曜劇場【公式】 (@royalfamily_tbs) October 22, 2025
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』
▶︎ 𝟐話切り抜き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ファイトよりイザーニャの方が
勝つ確率が高いと思っています」
第2話は
𝐓𝐕𝐞𝐫・𝐔-𝐍𝐄𝐗𝐓で配信中🔗 pic.twitter.com/ntZxgOlUEF
さらに印象的なのが、厩舎全体の雰囲気です。
広中厩舎の人達がめっちゃいい
— あぬ.* (@osenbe_gon) October 25, 2025
みんなすごいいい顔で働いてて、広中博を信頼して尊敬してチームになってることが朝礼や数シーンだけでびしばし伝わってくる
耕造を怪訝に思いながらも馬のためってやってくれる所は本物のプロで
広中博もチーム1人1人を信頼してることが分かる
#ロイヤルファミリー
無理に結果を追い求めるのではなく、「馬が気持ちよく走れる環境をつくること」を最優先にしている姿勢が描かれています。
視聴者からも「厩舎の空気があたたかい」「スタッフみんなが馬を大事にしてて素敵」といった声が多く上がっています。
- 上下関係より信頼関係を大切にする“対等なチーム”
- 数字よりも馬の感覚を信じる調整スタイル
- 勝ち負けよりも馬の幸福を最優先にする温かい哲学
この3つが合わさって、『ザ・ロイヤルファミリー』は単なる競馬ドラマを超えた“人間ドラマ”として多くの人の心をつかんでいます。
まとめ
広中博には特定のモデルはいないものの、現実の調教師たちの哲学や現場の空気感を丁寧に反映したキャラクターです。
そして「広中厩舎」は、馬と人が一体となって挑戦する“理想のチーム”として、多くの視聴者に深く共感されています。
競馬という厳しい勝負の世界を通して、“勝つこと”よりも“信頼を築くこと”の大切さを描いています。
それこそが、広中博というキャラクターの本当の魅力ではないでしょうか。
今回の記事では、「ロイヤルファミリーの広中博はモデルは実在?広中厩舎はどんな特徴がある?」と題してご紹介しました。
今後のドラマの展開も楽しみですね。

 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			